グランド セントラル ターミナル

写真はグーグルローカルガイド

ニューヨーク市の42丁目とパーク・アベニューに位置するグランド・セントラル・ターミナルは、100年以上にわたる歴史を誇る交通の要所であり、ニューヨークでの建築ビルのランドマークです。


写真はXより

天井に星座が左右逆に描かれている


これが意図的な芸術的表現なのか、それとも単なる誤りなのかは定かではありませんが、その謎めいた魅力を一層引き立てています。

象徴的なものの一つが、メイン・コンコースの天井です。1912年にポール・セザール・エルーによって描かれたこの25,000平方フィートの大作には、オリオン座や牡牛座など、地中海の空をイメージした星座が2,500個以上描かれています。


写真はXより


黄道十二宮が左右逆に描かれているのは有名で、それが意図的な芸術的表現なのか単なる誤りなのかは分かりませんが、その神秘性をいっそう高めています。1990年代に修復された際、長年のタバコの煙で付着した汚れを示すために、一部の小さな暗い部分はあえて修復されずに残されています。


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もう一つの目を引く特徴は、インフォメーション・ブースの上にある四面のオパールの時計です。現在では何百万ドルもの価値があり、待ち合わせの定番スポットにもなっています。


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ささやきの回廊

また、ターミナルにはオイスターバー付近に「ささやきの回廊(ウィスパリング・ギャラリー)」があり、アーチ状の壁に沿って音が伝わるため、離れた場所のささやき声がはっきりと聞こえるのです。

さらに、かつてフランクリン・D・ルーズベルト大統領が利用した秘密のプラットフォーム「トラック61」や、隠し階段なども、この場所の魅力を一層高めています。これらの要素とボザール様式の建築が相まって、グランド・セントラルは交通の要所であると同時に、文化的なランドマークにもなっているのです。


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Grand Central Terminal




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