自由の女神について

自由の女神はアメリカで最も象徴的なランドマークのひとつで、ニューヨーク港のリバティ島にある、自由、民主主義の象徴です。

自由の女神のある場所　

自由の女神像は、ニューヨーク湾上部、通称ニューヨーク港にあり、ハドソン川が流れ込んでいます。

自由の女神（Statue of Liberty）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン島南端のリバティ島（Liberty Island）に位置しています。

自由の女神像の住所は、以下の通りです。

Statue of Liberty

Liberty Island,  New York, NY 10004

自由の女神像はニューヨークか、それともニュージャージーにありますか? 

リバティ島は連邦政府所有ですが、ニューヨークの飛び地とみなされており、厳密にはマンハッタンの一部です。

自由の女神像はニューヨーク州に位置していますが、ニュージャージー州にも近く、どちらの州からも見ることが出来ます。

実際には、リバティ島はニューヨーク州のマンハッタン島の南端から約1.6キロメートル離れており、ニュージャージー州のジェルシー・シティから約300メートル離れています。

見学 

リバティ島は、ニューヨーク港内に浮かぶ小島で、自由の女神像のほか、自由の女神博物館やその他の施設があり、自由の女神像は主要な観光名所で、島、台座、そして予約をすれば像の王冠を見学することが出来ます。

王冠への入場券は事前に予約する必要がある。王冠のチケットは1日の入場者に対し、数に限りがあります。

歴史

自由の女神像は、フランスから米国への贈り物であり、両国の友好を象徴しています。フランスの彫刻家フレデリック・オーギュスト・バルトルディによってデザインされ、ギュスターヴ・エッフェルによって金属製の骨組みが作られました。

献堂： 像は1886年10月28日に奉納されました。

デザインと大きさ（高さ） 

像はローマ神話の自由の女神リベルタスを描いている。右手には松明、左手にはタブラ・アンサータ（法律を連想させる石版）を持ち、その石版にはアメリカ独立宣言の日付である1776年7月4日が刻まれています。※7月4日は米国の独立記念日

高さ： 像の高さは151フィート（46メートル）、地面からトーチの先端までは305フィート（93メートル）。

自由の女神の象徴 

自由の女神は自由と民主主義の象徴である。また、外国からやってくる移民を歓迎する姿でもある。

自由の女神は、自由、民主主義、機会の象徴です。以下は、その象徴的な意味です。

1. 自由：自由を象徴し、人々が自由に生きる権利を表しています。

2. 民主主義：民主主義の理念を表し、人々が平等に参加する社会を象徴しています。

3. 機会：機会の象徴で、人々が新しい生活を始めるチャンスを表しています。

4. 歓迎：移民や訪問者を歓迎する象徴で、開かれた心とHospitalityを表しています。

5. 希望：希望の象徴で、人々が明るい未来を目指すことを表しています。

自由の女神の各部分も象徴的な意味を持っています。

1. 冠：自由と知識の象徴

2. トーチ：自由の光と指導の象徴

3. 板：法と正義の象徴

4. 義手：自由と強さの象徴

5. 左手：平和と調和の象徴

自由の女神は、世界中で自由と民主主義の象徴として尊敬されています。

自由の女神の構造 

銅像は銅板でできており、鉄と鋼鉄の骨組みの上に組み立てられている。時間の経過とともに銅が酸化し、像の特徴である緑色のパティナが形成された。

1. 銅製外殻：自由の女神像の外側は、2mm厚の銅板で作られています。

2. 内部フレーム：銅製外殻の内部には、フレンチ建築家アレクサンドル・グスターブ・エッフェルの設計による鉄製フレームが入っています。

3. 石造台座：自由の女神像の台座は、グラナイトとライムストーンで作られています。

4.BEDROCK基礎：台座の下部には、自然の岩盤（BEDROCK）が基礎として使用されています。

内部階段

内部フレーム内には、地上から自由の女神像の冠まで続く螺旋階段があります。

冠部

自由の女神像の冠部は、7つの光線を放つ太陽の形をしています。

トーチ

自由の女神像の右手には、自由の光を象徴するトーチが掲げられています。

板

自由の女神像の左手には、法の板が掲げられています。

自由の女神像の構造は、当時のフランスとアメリカの技術と芸術の合作によって実現されたものです。