IKEAがソーホーに店舗オープン予定



オランダに本社を置く、スウェーデンの家具・インテリアを販売しているIKEAが、マンハッタン、ソーホーのスプリングストリートの角にある6階建てのビル「529 Broadway」(現在はナイキのスウッシュで飾られている)を、2億1300万ドルで購入しました。

計画では、このビルの1階と2階を合計25,000平方フィートの小規模店舗に改装し、スウェーデンの巨大企業がついにマンハッタンに拠点を構えることを目指す取り組みの一環とする予定です。

IKEAは以前にも同じような試みをし、2019年に3アベニューに「プランニングスタジオ」をオープンしましたが、3年で閉店。クイーンズのレゴパークにあったより大きな店舗も、2年足らずで閉鎖しました。レッドフックのウォーターフロントにある広さ336,000平方フィート超の巨大店舗が、依然としてニューヨーク市5区で唯一のフルサイズIKEAです。

今回のソーホー進出はその中間的な位置づけで、ブルックリンよりアクセスしやすく、郊外の飛行機格納庫のような巨大店舗に比べるとずっとコンパクトな店舗となります。

ニュースリリースによると、建物の1階と2階は買い物客向け、上層の2階はオフィススペースとして使用される予定です。(開店日は未定)

IKEA米国のCEO兼チーフ・サステナビリティ・オフィサーであるハビエル・キニョネス氏は、「米国での40周年を祝うにあたり、ニューヨークでも最も賑わう小売角地へのこの投資は、アクセスのしやすさとお客様の近くでサービスを提供するという私たちのコミットメントを示すものです」と述べています。

さらに、フィフス・アベニューにもIKEA店舗が計画されていますが、現時点では詳細は明かされていません。










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