911追悼 2本の光の柱で構成される「トリビュート・イン・ライト」

Photo X Gary Hershorn


トリビュート・イン・ライトは、2001年9月11日の同時多発テロで破壊された世界貿易センターのツインタワーを象徴する2本の垂直の光の柱からなるニューヨークのパブリック・アートインスタレーションです。

この光は、2001年9月11日のワールドトレードセンターテロ攻撃の半年後に初めて灯され、その後、毎年9月11日の夕暮れから夜明けにかけて光が灯され、亡くなった人への追悼を行うものです。

この追悼の日は、犠牲となった人々を悼み、ニューヨークの不屈の精神を称える象徴的なシンボルとなっています。


Photo エリス島から見える光 From X

トリビュートについて

9.11メモリアルの南にあるバッテリー・パーキング・ガレージの屋上に設置されたツインビームは、48フィート(約48メートル)の正方形に配置された88個の7,000ワット・キセノン電球で構成され、ツインタワーの形と向きを再現しています。このインスタレーションは、マンハッタン中心部から半径60マイルの範囲からも空に高く青い光を見ることが出来ます。


Photo:Eyewitness News


トリビュート・イン・ライトは、市立芸術協会とクリエイティブ・タイムの支援のもと、数人のアーティストとデザイナーによって考案されています。( ジョン・ベネット、グスターボ・ボネヴェルディ、リチャード・ナッシュ・グールド、ジュリアン・ラヴェルディエール、ポール・マイオダ、そして照明コンサルタントのポール・マランツである。)

トリビュート・イン・ライト』は、マイケル・アハーン・プロダクション・サービスがプロデュースしています。


Photo X Gary Hershorn

毎年9月11日の夜、同時多発テロで命を落とした人々への追悼の意を込めてライトアップされます。

2001年9月11日に発生した世界貿易センター同時多発テロ(9.11テロ)では、アメリカ全土で合計約2,977人が死亡。このうち、約2,753人がニューヨークの世界貿易センター(WTC)とその周辺で死亡しました。犠牲者の人数は、ペンタゴンでの攻撃や、ペンシルベニア州シャンクスビルに墜落したユナイテッド航空93便の乗客も含まれています。

この事件は、アメリカ史上最も悲劇的なテロ攻撃のひとつとして記憶されています。



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