The World’s Big Sleep Out 2019

 

2019年12月7日土曜日、世界中のホームレスを救うための資金調達を目的としたイベントである「The World’s Big Sleep Out」が開催され、人々はタイムズスクエアのど真ん中で、ホームレスの立場になって寒い屋外でキャンプをしました。

このイベントは、スコットランドの起業家ジョシュ・リトルジョンさんが始め、彼はもともと、スコットランドのホームレスに仕事と無料の食事を提供するサンドイッチ店を共同で設立し、運営していました。

 

NY Post

リトルジョンさんは、エディンバラで「Sleep in the Park」を開催していましたが、今では5万人以上の参加者が集まるイベントとなり、世界中で開催されています。

人々は自分の裏庭やサッカー場や駐車場などを利用し、またコミュニティの集まる場所で同イベントを開催したりしています。

そして今回は、タイムズスクエアなどの有名なグローバルスポットで開催され、ニューヨークの12月の夜間はとても寒く、外で寝るため、暖かくして参加をする事を呼び掛けたそうです。

 

New York Times

タイムズスクエアはマンハッタンの中でも最も明るい照明が街を照らしていますが、こんな体験が出来る事は素晴らしい事だと感想を述べる人が多かったそうです。

俳優のウィルスミスさんが、就寝前のストーリーブックを朗読してくれるというからこれは大きなご褒美の様です。

参加者はウィルスミスの声を聞いて眠りについたそうです。

音楽グループThe War and the Treatyも演奏し、ホームレスとして苦労して生活している人のゲストスピーカーもあります。

このイベントは、ホームレスを助ける、またそこにスポットを当てるだけでなく、世界中のホームレスを助けるために開催されます。

NYCの資金調達目標は$ 8,000,000で、その50%は地元のNYC慈善団体に、50%はグローバル組織に寄付されます。

主催側のウェブサイトでより多くの情報を確認出来ます。
https://www.bigsleepout.com/join-a-sleep-out/new-york

 

2019.12

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