US Social Security Number 

 

ソー シャル・セキュリティー番号(社会保障カード)という言葉をアメリカに来てから耳にする方が多いと思います。

 

みんな社会保障カード持ってる?

ソーシャル・セキュリティー番号「Social Security Number 」 略(SSN)、とは米国で出生時に割り当てられる番号、並びにアメリカ国籍の人、永住権を持っている人、労働可能なビザで働いている人は必ず持つ番号となります。

これは社会保障番号カードで、政府機関は記録内の個人を識別し、企業は場合によっては個人の財務情報を追跡できます。

 

何に使うのですか?

就職やクレジット カードの申請には社会保障番号が必要です。社会保障番号がないと、退職時に社会保障給付を受け取ったり、その他の政府サービスを受けることはできません。

 

米国の個人所得税の確定申告(Tax return)は日本と異なり、自分自身で所得税の申告を行います。前年度の所得を翌年の1月から4月に申告行います。

 

通常はこのタックスリターンは、個人を識別できるソーシャル・セキュリティー番号を書いて申告します。

 

米国の税務署=IRSは、ソーシャル・セキュリティー番号で書類を処理して行きますので、同姓同名であってもソーシャル・セキュリティー番号で取り扱うため、間違いが生じにくいと言われています。

 

◆ソーシャル・セキュリティー・番号が必要な時◆

◆納税

◆銀行口座を開設する際に身元を証明するために使われる。

◆運転免許取得

◆アパートの賃貸契約

◆米国内で発行されるクレジットカードの申請

◆住宅ローン、車のローンの申請

◆クレジットヒストリー

 

F1ビザで留学中の人でもフルタイムの大学生や専門学生は取得可能。 ただ、学校のキャンパス内での労働や定められた時間などがあるはずですので、学校のアドバザーへ相談して下さい。

 

また語学学校に通っている場合でも学校からのレターを書いてもらうと取得できたと言う人もいます。これに関しては各自、個人差がありますので学校側に相談してください。

 

米国では、戸籍謄本、抄本、また住民票がありませんが、米国での出生時にはBirth Certificates(出生証明書)が発行され、それと同時にSSNも与えられます。

出生証明書は、個人の出生記録をまとめた公式の法的文書です。

 

ソーシャルセキュリティー番号を申請

オリジナルカードの申請には、年齢、身分証明、米国市民権または現在合法的に就労が認められている移民であることを証明する書類が少なくとも2点必要です。

 

米国市民でなく、DHSの就労許可(DHS work authorization)を持っていない場合は、カードを要求する正当な非就労理由があることを証明する必要があります。

 

ソーシャル・セキュリティー番号と雇用ビザは別

1990年代の前半までは、ソーシャル・セキュリティー番号 (SSN)の発行は語学学校を通う学生も取得が出来ました。その頃にソーシャル・セキュリティー番号を取得された人は、雇用ビザ、永住権を持っていなくてもソーシャル・セキュリティー番号は持っている。という事になります。

 

ただし、ソーシャル・セキュリティー番号(SSN)=雇用ビザではないため、ソーシャル・セキュリティー番号で税金の申請は出来ますが、合法で働けるという意味ではありません。

 

※求人広告に書いている”要SS”とは、ソーシャル・セキュリティー番号が必要、納税出来る人を募集している。という意味です。

 

SSNカードの有効期限

SSN の有効期限はありますか? いいえ。SSN が割り当てられると、それは米国での残りの人生で個人固有の番号になります。

 

SSNカードを紛失した場合

カードを紛失した場合、再発行の必要がない場合があります。ほとんどの場合、番号を知っているだけで十分です。(カードを見せる事は殆どない)

新しいカードが必要な場合は、簡単に申請し、取得ができます。

申請(オンラインまたはオフィス窓口)を完了すると、郵送でSSNカードが届きます。

 

オンラインで申請する

https://www.ssa.gov/ssnumber

窓口で申請する場合

最もアクセスしやすいオフィスを探す

自分のアカウント申請

自分の納税状況が確認出来たり、退職後の受け取り金額などが確認出来ます。

https://www.ssa.gov/myaccount/

 

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