コロンビア大学は、ランキングが高得点を維持していた事で有名ですが、学校が提出したデータの完全性について数学の教授が疑問を呈してから数か月後、新しい US News のベスト カレッジ リストで 18 位に落ちた。
同校は、マンハッタンのエリア、モーニングサイド・ ハイツにあるアイビー リーグの学校で、以前はプリンストン大学に次ぐ第 2 位にランクされていました。
コロンビア大学は金曜日、今夏から実施していた内部データの調査結果を発表し、クラスの人数に関するデータの一部がU.S. Newsに「誤って報告」されていたこと、また、コロンビア大学の教授陣の学位判定方法が、過剰報告につながる事例があったことを明らかにしました。
「教授が質問した2つの指標、クラスサイズと最終学位のある教員について、私たちは以前、時代遅れで不正確な方法に頼っていたことが判明しました」と、Provost Mary Boyce(メアリー・カニングハム・ボイス)はコロンビア大学のウェブサイトで声明を発表しています。
※メアリー・カニングハム・ボイスは、2021年7月からコロンビア大学の学長を務めています。
ボイス氏は、コロンビア大学が「現在および将来のデータ提出のために」これらの方法論から脱却したことを明らかにしました。さらに、米国の他の大学が採用しているデータ基準や定義に言及し、2つの共通データセットをウェブサイトに掲載したと付け加えた。コロンビアはこれまで、アイビーリーグ校の中で唯一そうしていなかった。と語った。
コロンビアの数学教授であるマイケル・サディアス氏(Michael Thaddeus)は、この分析が連鎖的に自分の大学を降格させるきっかけとなったとし、U.S. Newsのリストはそもそもおかしいと述べています。
“この愚行から、コロンビア大学が、コーネル大学(17位)より悪いが、バークレー大学(20位)よりはましな、アメリカの18番目の大学であると結論づけるのは、意味があるのだろうか?” とサディアス氏はGothamistにメールで問いかけたという。
その返信、「もちろん、そんなことはありません。唯一意味があるのは、このようなインチキなランキングに全く注意を払わないことです。」と伝えたそうだ。